「あがり症」と腹式呼吸

あがり症になりやすい人というのは、うまくいかなかった時のことを先読みして、やる前から心配している様子が伺えます。まだ、始まっていません。
さあ、そろそろこのパターンの繰り返しを卒業して、落ち着いた自分を呼び覚ましたいところです。

「一休み、一休み」というのがありましたが、ここで必要なのはリラックスです。
「・・でも緊張する癖がついてしまっている。」大丈夫です。 緊張しているあなたにあなた自身が助け舟を出す方法です。それが腹式呼吸です。

この呼吸法 特長がありまして、まずゆっくりと息を吐き出すところから始まります。お腹が徐々に引っ込んでいくような感覚で吐ききります。 そして今度は、鼻から深く息を吸っていきます。この時はお腹が膨らんでいくイメージです。
二酸化炭素を追い出し、酸素を十分に取り込もうというのが、この呼吸法のポイントです。 もう一度、「吐いて吸う」です。

イライラしている時、焦っている時には呼吸が浅くなる傾向があります。この「酸欠状態」を避けられれば、その分頭も活性化しますので、直面している場面で冷静に行動できやすくなる効果を期待できます。
日頃から習慣づけることでリラックスした状態をつくる癖、いかがでしょうか。

「あがり症」とサプリメント

サプリメントといえば、美容、ダイエット向けのものをはじめ、実に多様な種類がありますがそんな中、あがり症に効くサプリというものもあります。

有名なところでは、「セントジョーンズワート」。もともとは別の用途で使用されていたのですが、近年「うつ病」に効果があるとして処方されているようです。
天然ハーブから作られているので安心感もあり、ハーブとして市販されてもいます。

*「あがり症」向けのサプリということではありませんので、常用されている薬があるとか、成分が体に合うのか、というような部分の確認を十分された上で参考にしてみてください。

食事で対策というのもあります。
医学的には、交感神経に働きかける特長を持つ「ノルアドレナリン」の分泌というのが、あがり症を起こす要因とされています。
同時にこの「ノルアドレナリン」の分泌を抑える成分として「セロトニン」が知られています。そこで、セロトニンの材料である「トリプトファン」(アミノ酸)を含む食材を摂ることであがり症を抑えようということです。

肉・魚全般、すじこやたらこ、納豆など豆類、ナッツ類、乳製品にトリプトファンが多く含まれているようですが〜、これは好き嫌いがなければいつでも口にできるような食べ物ばかりです。
食事メニューのご紹介というのもあるのですが、上記の食材を含むおいしい料理をしっかり食べられれば、十分です。

1 『あがり症』について / 一般的な『あがり症の症状』
2 「あがり症」はあなただけ? / 「あがり症」は特別?
3 「あがり症」と腹式呼吸 /「あがり症」とサプリメント
4 「あがり症」の治療
5 「あがり症」のタイミングをずらす

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